March 3rd, 4:50pm 0 comments

「カーネーション」特集のTVブロスと「西部警察」特集の映画秘宝と

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朝の連続ドラマ小説「カーネーション」について特集している、というのですごく久しぶりにTVブロスを購入した。3Pの小特集ながらも老眼ものに優しくないみっちりした文字を叩き込んでいる。直接の購入きっかけになった映画ライターの町山のブログの通り、彼も寄稿していた。「連ドラ史上最高傑作」の呼び声がどこで起こっているのかは知らないが、「日本映画とドラマがどこかに捨ててきたものを見せてくれる」との賛辞ばかりでなく、大手新聞、週刊誌の書かない朝から不倫、なぜ他連ドラと違うのか、のわかりやすい解説もあり、ぜひ一読を。 映画秘宝を定期購読している。ただここ数ヶ月はほとんど読むのではなく流し見しているレベルだ。そんなところへきて、この度DVDボックスの発売だかなんだかしらないが「西部警察」の小特集。定期購読やめるか、と思った。 西部警察はさて、ここまでの秘宝で評価すべき、リスペクトすべき怪物番組だったのか。そのにおいはほとんどしなかった。作品を「あっち側」「こちら側」でなるたけくくらないようにしたいと思うし(もちろんそれがなかったからこそ町山は今書いておくべき「カーネーション」と判断したのだと思うが)、自戒もする点はあるが、さてこそ「映画に行く金など払う気もなく」(女と車には金をかけるし、かつあげもするけど)、ただ流れてくるマッチョなアクションを今更持ち上げるのが映画秘宝の立ち位置なのかと。 かつて秘宝の田野辺が映画雑誌氾濫するなか、遅だしジャンケンにならないよう、紙面を作っていくという、映画雑誌の風に立つライオンたろうとしていたのではなかったか。TVブロスにしても遅きに失してる部分は多いが、特に月刊誌である以上、「今一番面白いもの」を取り上げることをやめて誰から金をもらおうというのか。 起業家で言われている「早く失敗しろ」は今、売上と戦いながら一所懸命の雑誌関係者もまた考えてほしいと思う。間違えててもいい、ただスピードを持つことで捕まえられる記事や言葉やムーブメントがあるんじゃないのか、と。
Posted from 狭山市, Japan